実家が空き家になった。売るのはまだ踏ん切りがつかない。でも維持費と固定資産税だけが出ていく——
そんなときの選択肢のひとつが借上げ(サブリース)です。「毎月決まった額が入る」という点は魅力的ですが、仕組みを理解しないまま契約すると後悔します。順番に見ていきます。
所有者が入居者と直接契約し、管理会社に管理を委託する形。入居者がいれば家賃が全額入りますが、空室のあいだは収入がゼロです。
業者が家を一括で借り上げ、業者が入居者に転貸する形。所有者は業者から毎月一定額を受け取ります。空室でも収入が入るのが最大の特徴です。
そのぶん、受け取れる額は相場より低くなります。業者はその差額と、空室リスクを引き受ける対価を得る仕組みだからです。
「家賃保証」=「ずっと同じ額がもらえる」ではありません。多くの契約で、数年ごとに賃料の見直し条項が入っています。ここが後々のトラブルでいちばん多い部分です。
サブリースは過去に大きな社会問題になった分野でもあります。賃貸住宅管理業法により、契約前の重要事項説明が義務づけられています。説明を省こうとする、書面を出さない、「とりあえず契約だけ」と急がせる業者とは契約しないでください。
「サブリースが向いている家かどうか」——立地・築年数・間取りをうかがって、賃貸・売却・解体のどれが現実的か一緒に整理します。
📲 LINEで無料相談する判断の順番は「まず賃料相場を調べる」です。近隣の同じような戸建てがいくらで貸し出されているかを見て、そこからサブリースの提示額が妥当か判断します。提示額が相場の6〜8割程度なら一般的な水準ですが、それを大きく下回るなら、他の選択肢と比べる価値があります。
「売る決断ができないから貸す」というのは、決して逃げではありません。時間を買うという、れっきとした選択です。ただ、その時間に費用がかかることだけは知っておいてください。
空き家の活用・売却・解体の判断までまとめてご相談いただけます。ご家族の状況にあわせて、信頼できる事業者だけをご紹介します。
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