親が施設に入った、あるいは亡くなって、実家が空き家になった。遠方に住んでいて、行けるのは年に数回。
空き家は「誰も見ていない家」だと外から見てわかるため、不法侵入、不法投棄、放火の対象になりやすくなります。そして、何かあったときの責任は所有者に及びます。
防犯対策の第一歩は、「空き家に見えない状態」を保つことです。外から見て次のようなサインが出ていると、狙われやすくなります。
空き家対策で費用対効果がいちばん高いのは、郵便物を溜めないことです。郵便局の転送サービス(原則1年、更新可)を使えば無料で、重要な通知の見落としも防げます。
郵便局に転居届を出す、または不要なDMは停止を依頼します。固定資産税の納付書など重要書類の宛先も忘れずに変更してください。
「しばらく空き家になります。何かあったら連絡ください」と伝え、連絡先を渡しておく。これがいちばん効く見守りです。
コンセントタイマーと電球で、夜間に部屋が点くようにします。電気を止めていない場合に限りますが、費用は数千円で済みます。
見た目の印象が変わりますし、隣家とのトラブル予防にもなります。
侵入の多くは窓からです。とくに人目につかない裏側の窓に効果があります。
電気・ガス・水道をすべて止めるかどうかは悩みどころです。止めると費用はかかりませんが、照明・換気・掃除ができなくなり、建物の劣化が早まります。電気だけは残すという選択をされる方が多いです。水道は凍結防止のため、地域によっては元栓を閉めて水抜きをします。
「何から手をつければいいか」「業者に頼むべきか自分でやるか」——実家の立地と、行ける頻度をうかがって、優先順位を一緒に整理します。
📲 LINEで無料相談する空き家で窓が割れているのを見つけたら、放置しないでください。そこから雨が入り、動物が入り、人が入ります。
年に数回しか行けない場合、空き家管理サービスを使うのが現実的です。月1回程度の巡回で、通風、通水、郵便物の確認、外観の点検、写真付きの報告書を送ってくれるのが一般的な内容です。
「費用をかけるほどか」と迷われるかもしれませんが、雨漏りや不法投棄を早期に見つけられれば、結果的に安く済むことが多いのも事実です。
防犯・管理の負担が続くようなら、売却・解体・賃貸という出口も同時に検討する価値があります。空き家は持っているだけで固定資産税がかかり、管理が行き届かないと特定空き家に指定されるリスクもあります。
親の家を空けたままにしておくのは、「まだ決められない」という気持ちの表れでもあります。決めきれない間も、最低限の手当てをしておけば選択肢は残ります。
空き家の管理・防犯・売却の判断までまとめてご相談いただけます。ご家族の状況にあわせて、信頼できる事業者だけをご紹介します。
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