親が元気なころは手入れしていた庭が、いつの間にか鬱蒼としている。枝が隣の家に伸びている。落ち葉の苦情が来た。松の木が屋根に届きそうだ——
庭木は放っておくと必ず大きくなるという点で、実家の困りごとのなかでも独特です。そして大きくなるほど、始末の費用も上がります。
ここは誤解が多いところです。整理すると、こうなります。
実家が空き家で、枝が隣に伸びている場合はこちらが「切る側」です。苦情が来てから動くより、先に手を打つほうが関係を保てます。台風で枝が折れて隣家を傷つけた場合、管理不十分として損害賠償を求められることもあります。
枝を整えて樹形と大きさを保つ作業。木は残ります。定期的にやることで、木が手に負えない大きさになるのを防げます。費用は木の高さと本数で決まるのが一般的です。
木そのものを切り倒す作業。高さ、幹の太さ、重機が入れるか、隣家との距離で費用が大きく変わります。住宅が密集した場所では、上から少しずつ切り下ろす特殊な作業になり、費用が上がります。
切り株と根を掘り起こす作業。土地を売る、駐車場にする、建物を建てるなら必要になります。「切っただけ」では根が残るので、用途によって判断してください。
切った枝や幹の運搬・処分費が別途かかります。見積もりに含まれているかを必ず確認してください。
費用がいちばん膨らむのは「高くなりすぎた木」です。脚立で届く高さと、高所作業車やクレーンが必要な高さでは、作業の性質そのものが変わります。手が届くうちに手を入れておくのが、結局いちばん安上がりです。
チェーンソーでの伐採を自分でやろうとしないでください。倒す方向のコントロールは経験が要り、毎年、家屋の損壊や人身事故が起きています。とくに高齢の親が「自分でやる」と言い出したら、必ず止めてください。
「隣から苦情が来ている」「どこまで切ればいいのかわからない」——庭の写真を送っていただければ、剪定で足りるか伐採が要るか、急ぐ状況かどうかの目安をお伝えします。
📲 LINEで無料相談するなお、庭木の手入れは空き家の管理サービスや、実家の片付けと一緒に頼めることがあります。別々に手配するより、まとめたほうが手間も費用も抑えられます。
庭は、親がいちばん手をかけてきた場所であることが多いです。全部を切ってしまうのが忍びなければ、一本だけ残して残りを整理する、という決め方もあります。
実家の庭・空き家の管理・片付けまでまとめてご相談いただけます。ご家族の状況にあわせて、信頼できる事業者だけをご紹介します。
📲 LINEで相談してみる(無料)